SAKAEGI BACK STAMP

>> Review

箸置小皿のこと
栄木 正敏 

1990年、2001年 箸置き小皿と末広皿

 この箸置き小皿は、1997年にイタリア国立ファエンツァ国際陶磁美術館の「世界のデザイナー10人」展に招待出品し、その後に同美術館収蔵。28年も前に「箸置小皿」の名前で発売。意匠登録し、現在も瀬戸に製作している。定番品。

 箸置きと小皿が1体の当時は皆無の器の新デザイン。箸置きに醤油皿、箸置きに摘み皿、箸置きにれんげスプーン皿等、積み重ねが出来、多様な使い方や多彩な手描き染付磁器。製作の一番の目的は食卓の演出と作法の大切さである。残念、今はデザイン盗用の模倣品が普及。


Copyright2004 SAKAEGI DESIGN. All Rights Reserved.